ちょっと洋画を観たのでその感想です^^
観たのは『ザ・ブラックナイト』ですよ。
全編に渡って味のあるレトロな雰囲気が漂う映像が印象的です。
物語が先に進むにつれて脚本家である主人公ベインが殺されるのでは、はたまた彼が犯人に仕立てられるのでは、もしかしてベイン本人が犯人なの?とハラハラのし通しでした。
(※以下、ネタバレありますよ)
そろそろ終わりという頃に、えっもしかしてこの映画のストーリーまるまる全て脚本家ベインの妄想?もしくは夢?と思わざるを得なくなりましたよ~
ベインが医師や刑事からもらう2枚の名刺に不思議と同じマークがついていたような気がしますし、何か違和感を感じます。
ベインが精神病を患っているのかと思ったり、防犯カメラに映っていた女子大生殺害犯の顔がベインのように見えたり、ベインの家の留守電に自分自身がメッセージを吹き込むなど一瞬ベインが犯人ではないかと思ったりしましたが、どうやらそれは現実ではないようです。
ベインは脚本家としてかつて名声を得ています。年月が流れ現在仕事がなかなか上手くいかず家賃を払うのもままならない状況に陥り、思わず悪夢を見てしまったのかもしれませんね~
犯罪には巻き込まれていないようだし、犯人でもなさそうなのはよかったけれどベインの厳しい日常は変わらずツライですね~
追い込まれた脚本家としての苦しみが滲み出た哀愁漂うベイン(ロバート・ミアノ)の渋い枯れた魅力が伝わってきて私的におもしろい作品でしたよ。
私的にヒット★★★★★